昨日は、午後からインプラントを埋め込む処置を行いました。
右下奥歯のブリッジの1本が破折してしまい抜歯。
抜いた部分の治癒を4か月程前待ってから行いました。
症例によっては抜歯と同時に埋め込む処置を行うこともありますが、当医院ではあまり行いません。
治療期間は長くなってしまいますが、一つ一つ段階をふんで行うようにしています。
昨日は、骨の量も十分あり、30分程で終了しました。
約3ヵ月後に型採りをして、被せ物を装着する予定です。
最近インプラント治療についての相談が多くなっています。
その相談の多くは「本当に歯を抜いてインプラントにしなくてはいけないのでしょうか?」という相談です。
先日も某歯科に「虫歯の治療に行ったのに抜いてインプラントにした方が良い」と言われた患者さんが来院されました。
確かにレントゲン写真では根尖病巣と言って根の先が膿んでいる像が認められます。しかし、自覚症状もなくまだまだ残せる歯だと思われます。
確かに抜歯してインプラントも選択肢の一つかもしれません。
残した歯が一生使えると言う保障もありません。
しかし、やみくもに抜歯してインプラントを勧めようとしている歯医者もあるようです。
確かにインプラントは、良い治療法だと思います。私も取り入れています。しかし、ご自分の歯に勝るものはありません。根っこさえ残せれば、噛んでいるという感覚はインプラント以上にあるのです。
しかもインプラントは高額です。十分納得したうえで行うことをお奨めします。
89歳のお口に中の状態です。
治療されている歯はあるもののほとんどの歯が残っており、歯周病も経度な為、歯のぐらつきも無く何でも食べれるそうです。
確かに歯の黄ばみ等はありますが、この年齢でこのお口の状態というのはすばらしいことですね。
ですから、お口だけでなく肌のつやや話し方などもしっかりしていて、健康的でとてもかわいいおばあちゃんです。
噛むという動作は脳を活性化させると言われています。
やはり何でも食べれるということが、いつまでも健康で若々しくいられる秘訣なのだと改めて感じました。
「上の親知らずが痛い」とのことで来院されました。
レントゲンを撮ってみると、親知らずの他にもう一本歯があるではありませんか?
歯は一般的に親知らずを含めると左右に各8本ずつ存在するのですが、稀に9番目の歯が存在することがあるのです。
親知らずを抜歯するのと同時に9番目の歯も抜歯しました。
写真左のかわいい歯が9番目の歯です。
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