中村歯科医院NAKAMURA DENTAL CLINIC
最近、「審美歯科」、「歯のエステ」、「ホワイトニング」・・・というような文字を至るところで見かけます。口腔内に対しての意識が高くなってきたことは 喜ばしいことだと思いますが、審美性のみを追及するあまり、むやみに歯を削る、神経を抜く、歯を抜く・・・という、結果として健全な歯質を犠牲にするような方法はとるべきではありません。 もし、そのような処置が必要な場合には、そのメリットとリスクに関する説明をお聞きし、納得されたうえでおこなうべきだと思います。
ちなみに、歯の変色の原因には
などが挙げられます。 まず、ご自身の歯の変色の原因を、ご理解されたうえで治療をおこなうことをお奨めします。
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ホワイトニングの前には必ずと言ってもよいほど行わなくてはならないのがこの処置で、歯石やタバコのヤニ・茶シブなどによって着色した歯は、歯を削ることなく重炭酸ナトリウム水の噴射や専用の器具を使って落とします。意外とこの処置だけでも、歯はかなり明るい色調を取り戻すものです。(健康保険適用)この時点で、本来のご自身の歯の色を確認して頂き、さらに歯を白くしたい方には、ホワイトニングをお奨めします。
ホワイトニングには、医院でおこなうオフィスホワイトニングと自宅でおこなうホームホワイトニングがありますが、当院ではホームホワイトニングを使っております。 まず、自分の歯型を取り、マウスピースを作成し、マウスピースの中に薬剤を入れ、1日数時間装着します。型取りのための通院が必要となりますが、以降はご自宅で行っていただけます。
治療期間は2週間。治療費は上・下顎各¥15,000。
ホワイトニングされた前歯
虫歯などによって歯の裏から神経を取ったり、外傷によって歯髄が損傷した歯は、徐々に歯が黒ずんできます。 その場合、30~35%過酸化水素水と過ホウ酸ナトリウム粉末を混和したペースト状の漂白剤を歯の内部に入れます。約1週間に1度漂白剤を交換し、3~4週間程で 歯を白くすることが出来ます。 (ただし、5・6年かけて再度変色してきます。1回につき1歯¥2,000)
ホワイトニングのリスクは、個人差はあるものの後戻りすることです。
初診時・処置後、ともに硬質レジン前装冠という保険適用の材料にもかかわらず、材料の進歩により、審美的にかなり改善させることが出来ます。
治療後の状態
メタルボンド冠とは内面は金属で、外から見える部分にのみセラミック(陶器)を貼り付けたクラウン(被せ物、差し歯)です。 見た目が良く変色せず、強度も強いので奥歯やブリッジに使用することも可能です。 メタルボンドなら透明感のある、天然の歯に近い状態を再現させることが出来ます。
治療期間2ヶ月。治療費は85,000×3本分=255,000円。
多数歯の場合は色や形態を統一しやすいですが、一本の場合は、隣りの歯や対照となる歯の色や形態に似せなくてはならない為、逆に難しいのです。 御本人の歯と調和のとれた、透明感のある歯を再現させることが出来ました。
治療期間1ヵ月。治療費は85,000×1本分=85,000円。
ジルコニアクラウンとは、メタルボンドの内面の金属の代わりにジルコニアを使用し、そこにセラミック(陶器)を貼り付けたクラウン(被せ物、差し歯)です。 金属を一切使用しないため、金属が溶け出すことによる歯ぐきの変色、金属アレルギーなどの心配が無く、強度も強いので、奥歯やブリッジに使用することも可能です。
治療期間3週間。治療費は95,000×1本分=95,000円。
上顎の前歯6本のうち3本が欠損しているためジルコニアのブリッジを装着。
治療期間2ヶ月。治療費は95,000×6本分=570,000円。
メタルボンドブリッジを使用して被せました。 笑った時にも目立たないように、小臼歯(犬歯から奥2本分)までは白くしたいものです。
治療のリスクは、人工の歯(セラミック)の破損、歯周病の再発、2次的なむし歯などがありますので、治療後も定期的なメインテナンスが必要です。
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