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テレワーク中に気をつけたいこと

歯と健康

中村歯科コラム:増えている歯列接触癖

増えている歯列接触癖

この時期、コロナの影響によりご自宅でテレワークをされている方も増えていると思います。職場の環境とは変わるためなにかと不便を感じたり、イライラされることも多いのではないでしょうか。そうしたことから肩や首が凝ったり、あるいはパソコンの画面を見ながら無意識に上下の歯を噛み合わせていたりということはいないでしょうか。最近、増えているのが歯列接触癖(TCH=tooth contacting habit)という症状で、不必要に上下の歯を噛み合わせてしまう習慣のことをいいます。強い力ではありませんが長時間続くと身体にさまざまな悪影響を与えるリスクがあるのです。
上下の歯は食事の時以外は1~3mm程度のすき間が開いているのが普通です。1日で上下の歯が閉じている時間というのは飲食のときと話す時でわずか20分以下に過ぎません。
TCHは昔であればキーパンチャーなどの職業の方にみられたそうですが、現在はパソコンに向かっている時に発生しやすいということです。TCHになると知覚過敏になったり、歯周病の悪化につながるほか、頭痛や肩こりの原因になる場合もあります。顎関節やその周囲の筋肉に負担がかかり、顎関節症を招く恐れもあるので注意したいものです。
TCHとわかれば歯科医院でマウスピースを作製してもらい就寝時に装着することで歯への負担を軽減できます。ただ、モニターの隅に「歯を離そう!」とメモ紙を貼り付けて、ご自身で意識するだけでもずいぶんと違ってきます。1時間仕事をしたら10分休憩を取り、軽く体を動かしたりストレッチなどをして緊張感を解放するとさらによいでしょう。

テレワーク中の間食はむし歯の原因に

テレワークでもう一つ気をつけたいのは間食をしがちになるということです。頭を働かせよういうときには甘いものをとりたくなりますが、むし歯や歯周病のリスクを高める原因になるので要注意です。食事をしたときは口に中が酸性に傾いて歯の表面のエナメル質が溶けやすい状態になります。これを脱灰と言いますが、食後は唾液による中和作用により、弱アルカリ性に戻り、いったん溶け出したカルシウムが再び歯の表面に戻ります。これを再石灰化といってむし歯になることを防いでいます。しかし、間食をすると再石灰化される前に口の中が酸性になるため脱灰が起こってしまい、歯を修復する機会が失われてしまうのです。そのため、むし歯になるリスクが高まると同時に歯周病の原因菌を増殖させて歯周病を悪化させかねません。
テレワークではこうした間食のほか、お弁当などを食べながらのオンラインの打ち合わせなどだらだらと飲食したり、食事後の歯ブラシなどをつい怠りがちになったりしますが、こうした間食やだらだら飲食を切り上げる方法として、歯磨きを丁寧にするのが効果的です。口の中をすっきりと磨くとスナック菓子や甘い飲み物などを再び口の中にする気持ちがなくなり、間食防止と口腔ケアと一石二鳥だといえます。
食事の時間をしっかりと決め、歯磨きを行うことで間食の誘惑にも打ち勝って、健康な歯と歯ぐきで在宅ワークを快適に過ごしたいものです。

中村歯科コラム:テレワーク中の間食はむし歯の原因に

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