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歯磨きは回数よりもタイミング

歯と健康

就寝前が一番大事な理由

就寝前が一番大事な理由

歯磨きは口腔ケアの基本ですが、いつ、何分くらい磨くのがベストなのか、といった疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。具体的な時間は回数については歯科医師によってもバラツキがあり、統一することは難しいのですが、共通していることは回数や時間よりも、大事なタイミングだということです。毎食後という方、あるいは1日数回という方も、一番大事なタイミングは就寝前と覚えておいてください。歯周病菌やむし歯菌は唾液で常に潤っている昼間よりも、唾液の分泌量が減ってしまう就寝中に活発に活動するからです。
細菌自体は歯に付着したとしても、その多くは唾液で流されてしまいます。しかし、唾液が流れにくい場所に付着するとそこに居座り増殖を始め、徐々に歯垢という固まりを形成します。1㎎の歯垢には1億個以上の細菌が存在しているというのですから、早めに除去したいもの。とくに就寝中には唾液が少なく、細菌が大繁殖しやすい環境が揃っているので、念入りな清掃が必要なのです。フロスなども使って歯と歯の間、歯肉との境を1本ずつ裏表しっかり磨いてください。念入りにブラッシングすると10分以上かかるのではないでしょうか。

朝一番に歯磨きを

次に気をつけたいのは起床時です。前の晩にすみずみまで歯ブラシをしたとしても細菌をゼロにはできません。そのため、残った細菌たちが増殖していますから、口腔内を清掃して洗い流しましょう。歯磨きは朝食後という方は要注意です。食事といっしょに口腔内の細菌も飲み込んでしまうと胃を通過して腸にまで達し、腸内環境を破壊するともいわれています。朝、起きがけの水や今、流行の白湯を飲むという方も、必ず歯ブラシを済ませてからにしましょう。

朝一番に歯磨きを

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