粘液嚢胞の処置
下唇を食事中に噛んで依頼、出来物が出来ては潰れを繰り返している為来院されました。
2つ前のブログと同様、粘液嚢胞と言って小唾液腺の管が潰れてしまったために唾液と同様の成分を含んだ腫瘤が認められるのです。
今回は比較的大きいので摘出しました。
腫瘤が小さい場合は健康域を含めた部分をとる切除を選択するのですが、腫瘤が大きい場合は切除すると唇の変形をきたす恐れがある為、切除ではなく病変だけをとる摘出をおこないます。
粘液嚢胞は薄い膜で被われており膜を破らないようにとる必要がある為、切除と比較すると時間もかかりますし、難しい処置になります。
処置後は1週間後に抜糸して終了となります。
1,2枚目の写真は術前 3,4枚目は術後
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