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歯科受診に新たな可能性

歯と健康

将来は歯科健診で糖尿病の発見も

将来は歯科健診で糖尿病の発見も

歯科医院での受診が、思いがけず糖尿病の早期発見につながる可能性があることをご存じでしょうか。近年、歯と全身の健康の関係に注目が集まっており、特に歯周病と糖尿病の深い関係が明らかになってきています。 イギリスのキングス・カレッジ・ロンドンの研究では、歯科を受診した人に対して、指先から少量の血液を採取し、HbA1c(過去1〜2カ月の平均的な血糖値を示す指標)を測定しました。この検査はわずか6分ほどで終わる簡単なものです。
その結果、すでに糖尿病と診断されている人を除いても、3人に1人以上の割合で「糖尿病予備群」や「糖尿病」が新たに見つかりました。しかも多くの人が自分ではまったく気づいていず、糖尿病前症や糖尿病に該当するという判定結果に驚いていたそうです。
なぜ歯科でのHbA1c測定が有効かというと、ひとつは歯科に通う頻度の高さです。定期検診などで年に複数回、歯科には通っていても、内科で血糖値の検査を受ける機会は少ないという方が多いからです。さらに、歯ぐきが健康な人よりも、歯肉炎や歯周病がある人のほうが血糖値が高い傾向にあるので、歯科でみつけやすいといえます。 HbA1cが高いことがわかったら、かかりつけ医の受診をすすめることで歯科から内科へと治療のバトンがつながります。

口腔ケアで糖尿病や脂肪肝の改善も

歯ぐきの状態と血糖値には関係があることはご存じの方も多いと思いますが、歯ぐきの炎症によって生まれる物質(炎症性サイトカイン)が血液に入り、全身に広がり、血糖値を下げる働きをするインスリンの効きを悪くしてしまうのです。その結果、血糖値が高い状態が続き、糖尿病や脂肪肝のリスクを高めてしまいかねません。一方で、糖尿病があると歯周病も悪化しやすくなり、“歯周病が糖尿病を悪化させ、糖尿病が歯周病を進める”という悪循環に起こるのです。
日本で行われた研究でも確認されており、食事や運動の改善に加えて、歯磨きやフロスなどの口腔ケアをしっかり行った人では、糖尿病や脂肪肝の状態が良くなる傾向が見られました。
歯の健康を守ることは、全身の健康を守ることにもつながります。「歯のため」だけでなく、「体のため」にも、歯科受診の重要性は今後、ますます高まりそうです。

口腔ケアで糖尿病や脂肪肝の改善も

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