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その不調、口元の力みが原因かも?

歯と健康

“口元と自律神経の深い関係

口元と自律神経の深い関係

スマートフォンやパソコンの画面を凝視しているとき、無意識に歯をくいしばっている現代人が増えています。実はその”噛みしめ”、身体が発している「全身の緊張サイン」かもしれません。
本来、リラックスしているときは上下の歯は触れ合うことなく、その間にはわずかな隙間があります。しかし、緊張や集中によって無意識に噛みしめている場合があり、それが日常的に続くと身体にさまざまな違和感が現れ始めます。朝起きたときのあごの疲れ、こめかみや頬の張り、肩こり、寝ても疲れが取れないなどの症状です。
自律神経には活動時の「交感神経」と、休息時の「副交感神経」があることはご存じの方も多いと思いますが、現代の生活は視覚(スマホ・PCの光)と聴覚(通知音・街の雑音)への刺激に溢れており、交感神経が優位に働き、常に緊張状態を強いられているといっても過言ではありません。あごの強ばりや口の渇き、噛みしめなども交換神経の亢進から起こり、身体からの「休めていない」というSOSと捉えてよいのではないでしょうか。

噛みしめが引き起こす「未病」のサイン

噛みしめに気づいたら、まずは頑張っている今の自分を受け止めて、しばしのリラックスタイムを設けることをおすすめします。パソコンで作業されている方であれば、画面から目を離して窓の外の景色をぼんやりと眺めたり、通知音を一時的にシャットダウンして静けさを演出してみるのもよいでしょう。好きな香りをゆっくりと嗅いてください。同時に口元の力を抜いて奥歯の接触を解き、頬やあごを緩めます。最後に息を細く長く吐き出してください。
大切なのは使いすぎた感覚を休め、眠っていた感覚を取り戻すことです。
噛みしめの症状が悪化すると、歯のすり減りやひび、知覚過敏、詰め物の脱落、顎関節症、頭痛などを招くおそれがあります。朝起きたときの激しいあごの痛みや歯の深刻なすり減り、口が開けづらいなどの症状がある場合は、我慢せずに歯科医師に相談されることをおすすめします。

噛みしめが引き起こす「未病」のサイン

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